2011年2月21日~27日 関内の「ガレリアセルテ」で開いた羽佐間英二・勝子の絵画展はお蔭様で予想を上回る盛況のうちに無事閉幕しました。来場者は1073名を数え画廊新記録となったようです。水彩の英二、油彩の勝子で「水と油の夫婦展」とネーミングしたのがユニークで洒落ているという前評判が立ち、興味をそそられた方が多かったようです。
新聞記事などの情報でお見えになった方が大勢居られました。
久しくお会いしていなかった昔の方々とも再会することが出来ました。期せずして絵を通しての触れ合いの場が広がりました。
計画して良かった。長いプロセスの苦労が報われたというのが偽らざる心境です。
私は昨年7月、10年ぶりにイギリスのコッツウォルズへ旅スケッチに出かけました。
20人のグループでの12日間の夢のように優雅な日々でした。この旅も絵画展のための大きなプロセスでした。時の流れを感じさせない田舎町の佇まいは懐かしく、思い出と重なり郷愁を誘うものでした。
この旅スケッチの作品は水彩17点の出展に及びましたがお蔭様で好評を博しすべて他家のご所蔵となりました。 ハニーカラーの家並みや石垣など暖色系の色合いと、澄み切った空気感の表現が評価いただけたようです。 暗い世相の中、暖かな和みとほのかな癒しを感じ取って頂いたのかもしれません。
妻勝子もコッツウォルズ風景を好んで出品しましたが評判を頂いたようです。
私たち夫婦にとっては再びめぐり来ないであろう「世紀の祭典」が終わり、今は心地よい疲れと、達成感の中で祭りの後始末をしています。
アルバムの表紙をクリックすると、絵画展の様子、全作品が見られます。
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この絵画展にあわせて、初めて水彩画集を作りました。絵画展に平行しての制作でしたので、編集や校正など大変でしたが、何とか絵画展の初日の発刊に間に合わせることが出来ました。67ページの中型の本ですが、この5年ほどの作品の集大成としてほぼ満足できる内容になったと思っています。巻末に私の水彩画暦と小さなエッセイを紹介しました。 ¥2000のプライシングも適切だったようで絵画展会場でも多くの方にお求め頂きました。 水彩グループの教本にも使えるとの有難いコメントも頂きました。
私は自身の主宰する「みずき会」という水彩風景画教室を持っています。このメンバーの皆さんの全面的な協力を得て絵画展の運営が出来ました。長女の美知もこのときとばかりほぼ連日サポートしてくれました。
「みずき会」はこの4月11日(月)~17日(日)の日程で、山下公園前の「県民ホール」の画廊で第3回の絵画展を開きます。23名の個性溢れる力作が展示されます。
私も小さな作品を賛助出品する予定です。
お時間がありましたらこの絵画展もどうぞご高覧ください。
以上